2024年12月11日 (水)
更新履歴
更生保護関係三団体の連携強化研修を実施しました
令和6年12月6日10:00から、仙台保護観察所において以下の参加により意見交換を実施
宮城県保護司会連合会
宮城県更生保護女性連盟
宮城県BBS連盟 の更生保護関係3団体
仙台保護観察所
主な意見等
県保連としての課題認識
・精神疾患を有する保護観察対象者に関する対応の困難性
・若年層対象者の保護観察への向き合い方
・地区保護司会と更生保護女性会との連携の在り方
県女性連盟の課題認識
・会員の減少傾向への対応
・少年院、東華会等の更生保護施設のイベント等への地区会員の参加促進
・サポートセンターの女性会としての利活用の在り方と地区保護司会との連携
・ICT化の促進について
BBS会の取り組み状況
・宮城野地区の更生保護サポートセンターを拠点に学生を中心に活力ある活動
・県外他地域のBBS会との交流を積極的に推進
・最近では和歌山訪問、福島での交流、年末にも地域の交流会を計画している
・対象が学生で、活動の中心は3年生である。定期的にリーダーが変わるので、継続性といった面で課題がある。
意見交換の概要
・保護司会と更生保護女性会の取り組みの事例として石巻地区、宮城野地区、気仙沼地区の取り組みが紹介された。
・地区により、保護司会と更生保護女性会との関係については異なっており、連携が取れているところもあれば、円滑ではないところもある。成功事例、効果的な連携を紹介するものすることも必要ではないか。
・三者間の連携を円滑にしていくことが大事といった点については共通認識として確認された。そのためには、お互いの状況の理解度を深めたうえで、イベントや意見効果など具体的に行動することが効果的との指摘があった。
・こうした三者及びこれに就労支援機構なども含め、意見交換等を行うことは意義あるものであり、地区はもとより、県レベルでも進めていくべきである。
・BBS会は若い人が中心の活動であり、県内全域で活動されているわけではないので、地区によって会の名称は知っているが具体的な活動状況はわからないといった話題となった。本日の意見交換を聞き、積極的な活動をされているようなので、今後交流の場を保護司会として、更生保護女性会として持っていきたいとの意向が示された。
・BBS会長からは、具体的な取り組みを検討される場合には、学生など若者との仲介は観察所が適当ではとの示唆を受けた
講評(仙台保護観察所長から)
・この三者の勉強会の目的に沿った本質的な話し合いが進められ、意義深く聞いていた。
・この三者勉強会について、更生保護といった同じ目的を有する団体がもっと知り合うことが必要であり、効果が期待できるとの観点から関係者の話し合いがもたれたと認識している。その内容が「更生保護」の平成26年の2号に掲載されている。本日議論された内容と同様の議論がなされていたと思う。そうした意味でも、意義ある話し合いができたと考えている。
・観察所としても、定例的な報告会にとどまらず、こうした意見交換などの取り組みをオンラインも活用しながら、できる限り多くの方々に視聴いただけるよう取り組んでまいりたい。
その他の様子の写真は後日掲載予定
宮城県保護司会連合会
宮城県更生保護女性連盟
宮城県BBS連盟 の更生保護関係3団体
仙台保護観察所
主な意見等
県保連としての課題認識
・精神疾患を有する保護観察対象者に関する対応の困難性
・若年層対象者の保護観察への向き合い方
・地区保護司会と更生保護女性会との連携の在り方
県女性連盟の課題認識
・会員の減少傾向への対応
・少年院、東華会等の更生保護施設のイベント等への地区会員の参加促進
・サポートセンターの女性会としての利活用の在り方と地区保護司会との連携
・ICT化の促進について
BBS会の取り組み状況
・宮城野地区の更生保護サポートセンターを拠点に学生を中心に活力ある活動
・県外他地域のBBS会との交流を積極的に推進
・最近では和歌山訪問、福島での交流、年末にも地域の交流会を計画している
・対象が学生で、活動の中心は3年生である。定期的にリーダーが変わるので、継続性といった面で課題がある。
意見交換の概要
・保護司会と更生保護女性会の取り組みの事例として石巻地区、宮城野地区、気仙沼地区の取り組みが紹介された。
・地区により、保護司会と更生保護女性会との関係については異なっており、連携が取れているところもあれば、円滑ではないところもある。成功事例、効果的な連携を紹介するものすることも必要ではないか。
・三者間の連携を円滑にしていくことが大事といった点については共通認識として確認された。そのためには、お互いの状況の理解度を深めたうえで、イベントや意見効果など具体的に行動することが効果的との指摘があった。
・こうした三者及びこれに就労支援機構なども含め、意見交換等を行うことは意義あるものであり、地区はもとより、県レベルでも進めていくべきである。
・BBS会は若い人が中心の活動であり、県内全域で活動されているわけではないので、地区によって会の名称は知っているが具体的な活動状況はわからないといった話題となった。本日の意見交換を聞き、積極的な活動をされているようなので、今後交流の場を保護司会として、更生保護女性会として持っていきたいとの意向が示された。
・BBS会長からは、具体的な取り組みを検討される場合には、学生など若者との仲介は観察所が適当ではとの示唆を受けた
講評(仙台保護観察所長から)
・この三者の勉強会の目的に沿った本質的な話し合いが進められ、意義深く聞いていた。
・この三者勉強会について、更生保護といった同じ目的を有する団体がもっと知り合うことが必要であり、効果が期待できるとの観点から関係者の話し合いがもたれたと認識している。その内容が「更生保護」の平成26年の2号に掲載されている。本日議論された内容と同様の議論がなされていたと思う。そうした意味でも、意義ある話し合いができたと考えている。
・観察所としても、定例的な報告会にとどまらず、こうした意見交換などの取り組みをオンラインも活用しながら、できる限り多くの方々に視聴いただけるよう取り組んでまいりたい。
その他の様子の写真は後日掲載予定